赤ちゃんの水、あげる温度は何度が適温!?

赤ちゃんの水、あげる温度は何度が適温!?

赤ちゃんは、ミルクの温度に敏感というのは子育て中のママにはよく知られていることですね。

 

赤ちゃんによって好みもあり、「うちの子は熱めが好き」とは「うちは温めが好きみたい」なんて話もよく聞きますが、水の場合はどうなのでしょう?

 

ミルクと同じ温度で良いのか?水は水で適温が違うのか?赤ちゃんにあげる水の適温について、見ていきましょう。

 

赤ちゃんに適した水の温度

赤ちゃんに水をあげる場合、温度はどのくらいが適温なのでしょう?
季節によっても多少異なりますが、水の場合、人肌〜常温のものをあげます。

 

人肌とは、大体36〜37℃くらい、常温というと触って冷たいと感じない温度ですので大体10〜15℃程度ですね。ここまで温度差があると一体、何度にすれば良いの?と疑問を持ちますが、あとは赤ちゃんの好みで良いでしょう。

 

但し、冬場など気温の低い時は常温よりもやや温かい方が赤ちゃんは飲みやすくなりますのでおすすめです。逆に夏場など暑い時期は、人肌よりも低い常温の方が飲みやすいでしょう。

 

何度が良いのかは赤ちゃんの好みによって異なります。始めは人肌程度であげ赤ちゃんの様子を見ながら温度調節していくと良いでしょう。

赤ちゃんに適したミルクの温度は?

ではミルクはどうなのか?

 

ミルクの場合、常温だと飲みにくいため人肌よりやや温かめの38〜40℃がベースとなります。70℃以上のお湯で調乳してから、38〜40℃まで冷ましてあげます。

 

これは母乳の温度に近い温度設定となっており、赤ちゃんが一番飲みやすい温度だからです。

 

ミルクは殺菌のため、必ず70℃以上のお湯で調乳を!

何故、ミルクを調乳する際、70℃以上のお湯を使わなくてはいけないのでしょう?それは、70℃以上のお湯で調乳することで粉ミルクから検出されやすい菌を殺菌できるためです。
粉ミルクには、極微量ではあるもののサカザキ菌やサルモネラ菌といった赤ちゃんにとって負担となる菌が検出される場合があります。

 

サカザキ菌

1歳未満の赤ちゃん(特に低出生体重児や免疫不全児)が感染することで敗血症や壊死性腸炎、髄膜炎などの原因となる菌

 

サルモネラ菌

食中毒を起こす危険のある菌

冷たい水を赤ちゃんに与えると?

赤ちゃんにあげる水は、人肌〜常温の冷たくない水が適温となります。では何故、冷たい水を赤ちゃんにあげるのは良くないのか?

 

私たち大人は、気温の高い夏場など冷たい水を飲むと美味しく感じると共に涼を感じ、気持ち良いですよね?

 

赤ちゃんは大人とは違うのでしょうか?赤ちゃんに冷たい水をあげると、もしかしたら赤ちゃんは喜んで飲んでくれるかもしれません。しかし、赤ちゃんの身体にとっては害となる可能性があるのでやはり良いことではないのです。

 

ではどのように害となるのか?

 

下痢を起こす可能性

冷たい水を飲むことで胃腸が冷えてしまうと、胃腸の働きが低下することがあります。胃腸の働きが低下してしまうことで下痢になってしまう可能性があるのです。

 

これは、冷たい水に限らず水分を摂り過ぎても同様の可能性が出てきますので、冷たい水はもちろん、水分のあげ過ぎにも注意が必要です。

 

低体温を起こす可能性

冷たい水をあげると、赤ちゃんの身体が冷えやすくなります。赤ちゃんは体温調節が未熟であるため、冷たい水をあげ過ぎてしまうと体温が低下、低体温になってしまう可能性もあるのです。

 

低体温は、免疫力の低下や疲労の原因となり赤ちゃんにとってとても負担となります。

そもそも赤ちゃんに水を飲ませる必要はあるの?

ここまで、赤ちゃんにあげる水の温度について紹介してきましたが、そもそも赤ちゃんに水をあげる必要は本当にあるのでしょうか?

 

離乳食が始まる前の赤ちゃん(新生児期から生後5〜6ヶ月頃まで)はミルクや母乳が栄養補給であり水分補給でもあるという話を聞きますね。

 

そう考えると水をあげる必要はないのではないか?と疑問が出てきます。

 

実際のところどうなのでしょう?

 

離乳食前(生後5〜6ヶ月頃)までの赤ちゃんに関していえば、積極的に水をあげる必要はありませんが、時と場合によってはあげても良いといわれています。

 

時と場合とは具体的にどんな時か?

  • 外出後
  • 入浴後
  • 夏場の外出中
  • 大量に汗をかいた時
  • 発熱している時や顔が赤くなっている時
  • 咳や鼻水が多い時
  • 泣いた後
  • 遊んだ後
  • 起床時、お昼寝から覚めた後
  • 下痢や嘔吐をした時

こうした時は、赤ちゃんが水分不足になりやすいタイミングとなりますので、必要に応じて水をあげると良いでしょう。

 

但し、無理に飲ませる必要はありません。基本的に、離乳食前の赤ちゃんの水分補給はミルクや母乳が主となります。

 

また、水を飲ませることでミルクや母乳を飲む量が減ってしまうと栄養不足になってしまう可能性もありますので、水をあげる際は注意しましょう。

赤ちゃんの水、どのタイミングであげると良いの?

赤ちゃんの水、どのタイミングであげると良いの?

離乳食前の赤ちゃんに水をあげる場合、どのタイミングであげると良いのでしょう?前述した通り、赤ちゃんの水分補給は栄養補給と一緒でミルクや母乳が主となります。そのため、水を飲ませたことでミルクや母乳を飲む量が減ってしまうのは良いことではありません。

 

赤ちゃんに水をあげるのは、授乳時間とは異なる時間にあげると良いでしょう。授乳間隔は、赤ちゃんによって異なりますが、授乳と授乳の間に水をあげるというイメージですね。

 

また、その後の授乳でミルクや母乳を飲む量が少ないと感じたら、水をあげる量を減らす、水をあげる時間を変える、水をあげないなど様子を見ながら調整してみましょう。

赤ちゃんの水分補給、ジュースはだめ!?

赤ちゃんの水分補給として、水以外に良いものはあるのでしょうか?

 

一昔前までは、離乳食を始める前の赤ちゃんに少量の果汁をあげることもあったのですが、現在ではアレルギーなどの観点から赤ちゃんに果汁をあげないよう推奨されています。

 

また、カフェインの含まれるお茶やコーヒーなども赤ちゃんにとっては負担となってしまいますのであげないようにします。

 

水以外で赤ちゃんの水分補給として適しているのは、赤ちゃん用の麦茶やほうじ茶です。但し、商品によって対象月齢が異なりますので購入前に対象月齢をチェックしてあげるようにします。

 

あげ方や温度に関しては、水と同じですので人肌〜常温を目安にあげましょう

赤ちゃんの飲み物、冷たいものはいつからあげて良いの?

赤ちゃんの水分補給として水をあげる場合、人肌〜常温が適温となります。では一体、いつまでこの温度を守った方が良いのでしょうか?

 

個人差があるので一概にはいえませんが、赤ちゃんは離乳食を進めるうちに徐々に胃腸がしっかりとしてきます。

 

胃腸の働きがしっかりとしてくると少しずつ冷たい飲み物も受け付けられるようになってきますので、目安としては1歳前後以降から少しずつあげても良いでしょう。

 

1歳半を過ぎた頃には、かき氷のような細かい氷であれば2〜3さじ程度は食べられるようになります。

 

但し、個人差もありますし赤ちゃんの好みもありますので、無理に冷たいものをあげようとする必要はありません。

 

月齢が進み、冷たいものをあげてみて嫌がるようならしばらく様子を見て・・・という具合に少しずつ様子を見ながらあげていきましょう。

赤ちゃんに湯冷ましは必要ですか?

赤ちゃん

子育てをしていると親世代から湯冷ましをあげた方がいいとアドバイスをもらうことがありませんか。湯冷ましは赤ちゃんにとって必要なのでしょうか。湯冷ましの必要性や湯冷ましのメリット・デメリットを調べてみました。

湯冷ましは不必要!母乳やミルクで水分補給はできてます。

結論から言って湯冷ましは必要ありません。昔は、ミルクの栄養価が高くタンパク質やミネラルが多かっため湯冷ましが必要とされていました。当時のミルクは赤ちゃんには濃すぎるとされ、水分を補うのが目的でした。しかし、今のミルクは母乳に近く作られているのであえて与える必要がなくなりました。

湯冷ましは赤ちゃんにメリットもデメリットも

湯冷ましを無理にあげる必要はありませんが、もしあげる際はこんなメリットやデメリットがあります。

 

湯冷ましをあげるメリット

  • カロリーを気にする必要がない
  • ほしがるだけあげても問題がない
  • 乳歯が生えた赤ちゃんでも虫歯の心配がない
  • 便秘にいい
  • スプーンであげれば離乳食前のスプーンの練習になる

 

湯冷ましをあげるデメリット

  • 湯冷ましでお腹が膨れ、母乳やミルクの量が減る
  • 下痢になりやすくなる

 

湯冷ましをあげること自体は悪いことではないので、ママが判断してみてください。